小金井の未来をつくる会
こがねい未来通信 No.11
今年は昭和33年 10月1日に市制が施行されてから60周年を迎える節目の年です。本市の歴史を振り返り、現在を見つめ、未来を展望する年にしたいと思っています。また、東京2020オリンピック・パラリンピックへの機運醸成とも連動し、60周年記念事業の展開等により生み出されたレガシーが、将来に引き継がれつつ、小金井市のたくさんの魅力が発信され、市民の皆様とともに本市のグランドデザインを描いていく取り組みを深めていく年にしたいと考えています。
昨夏には、60周年記念の機運醸成のため、こきんちゃんポロシャツを作成しました。小金井桜をモチーフにしたマンホールカードを発行できたことも良い契機となりました。昨秋に公募して多数寄せられた60周年記念のシンボルマークとキャッチコピーは市民による投票が行われ、小金井らしさを巧みに表現したシンボルマークと心温まるすてきなキャッチコピーが決定しました。その結果は、今月5日に開催された新春市民のつどいで発表するとともに、本紙1面でも紹介しています。ご協力いただいた皆様に心から御礼を申し上げます。
本年10月7日に小金井宮地楽器ホールで開催予定の60周年記念式典では、郷土芸能、市政功労者表彰、名誉市民証贈呈、市歌発表等を検討しています。本市では、市の花・木・鳥・虫を、それぞれ桜・けやき・かわせみ・カンタンと定めるとともに、市のイメージキャラクター「こきんちゃん」がありますが、新たに市の歌も制定します。作成に際しては、選定委員会を設置し、ふるさと小金井への思いを公募して歌詞に取り入れ、専門家のお力もいただきます幅広い世代に長く親しまれ、さまざまな場面で活用される歌を作成したいと思っています。
また、桜まつり、阿波踊り大会、小金井薪能、なかよし市民まつり、お月見のつどい等は
冠事業として開催される予定であり、実行委員会や市民の皆様のさまざまなアイデアや創意工夫が付加された楽しい行事となることを期待しています。
小金井市の歴史を後世に伝えるため、市史編纂事業に継続して取り組んでおりますが、今年、考古・中世編を刊行し、そして平成31年3月には、その集大成となる小金井市史通史編がいよいよ刊行される予定です。そのほかにも検討を進めている事業がありますので、今後も市報やホームページ、ツイッター等によりお伝えしてまいります。
https://www.city.koganei.lg.jp/shisei/shichou/column1.files/column11.pdf
(市報こがねい 平成30年1月15日号より)