小金井の未来をつくる会
こがねい未来通信 No.9
9月24日(日)、東京学芸大学で同時開催される平成29年度市総合防災訓練(午前9時~11時 45分)と2017青少年のための科学の祭典東京大会in小金井(午前10時~午後4時30分)をご紹介します。同祭典は、国際ソロプチミスト東京儿小金井の方々が中心となり、市民団体、各種学校、研究機関、企業等の幅広いネットワークにより実施される、「教育と研究と地域産業のコラボレーション」を目的とした市民力と地域力が結集される大事業で、今年で11年目を迎えます。今や100を超えるブースが出展され、来場者が1万人を越える年もあるほどです。子ども達の好奇心と創造力を向上させ、青少年の健全育成と地域の教育力を活性化する特色ある事業であり、大勢の中学生や高校生がボランティアとして活躍してくれます。
同祭典は、大学や高校が多く存在している学園都市としての小金井市の特色、先端技術やものづくり産業に取り組む研究機関や企業等のネットワークによる市の魅力を発信できる貴重な取り組みです。全国に誇れる事業として今後ますます発展していくことを心から期待しています。
総合防災訓練は、昨年の東京農工大学に続き、大学と連携した取り組みとして東京学芸大学で実施します。東京学芸大学とは連携推進に関する協定を締結し、防災に関しても相互に連携を行っていくこととしています。災害時の広域避難場所でもある東京学芸大学での防災訓練は、市民の皆様に大学構内の状況を把握していただく良い機会であるとともに、多くの先生やスタッフ、留学生や大学院生も含め大勢の方々が活動している大学との連携を強める重要な取り組みです。
当日は、警察、消防、自衛隊等の関係機関、ライフラインを担う各種企業、災害時の医療体制を担う各種医療機関等が結集し、市民の皆様にさまざまな体験を通して防災の重要性を認識していただきます。今年はこれまでの訓練内容に加え、先端的な映像機器を用いたVR(ヴァーチャル・リアリティー)による災害体験コーナーも開設します。「地域が命を守るまち小金井」をめざして市民一人ひとりの防災意識を向上し、「自助・近助・共助・公助」の視点からの防災への取り組みを推進するためには、防災訓練はとても重要です。今年は、これらの大きな行事が同時に開催されますので、いずれかだけでなく、ぜひ両方の行事にご参加いただければ幸いです。
(市報こがねい 平成29年9月15日号より)