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  • 執筆者の写真小金井の未来をつくる会

こがねい未来通信 No.1


市長に就任させていただいてから間もなく5か月になります。「誇りのもてる、住み続けたいと願われる小金井」「市民力・地域力が結集された小金井」をめざし、未来に向かって、力強く歩んでいくために、このコラムを始めることとしました。

初めて臨んだ市議会定例会では、さまざまな議案を上程し、審議をいただきました。いずれも本市の未来のために考え抜いたものでしたが、残念ながら、福祉会館建設等を争点に、平成28年度一般会計予算は否決となり、予算は4〜5月の2か月間の暫定予算(新規事業の経費等を除く義務的経費のみ)となっております。市民の皆様には深くお詫び申し上げます。

現在、市庁舎・福祉会館等の6施設複合化に向けて精力的に検証を進めるとともに、福祉会館機能の一部仮移転等について鋭意準備を進めており、今後も本予算の早期成立に向けて課題解決に全力を尽くしてまいります。 さて、4月14日に発生した熊本地震では、甚大な被害が及んでいます。被災地の皆様には心よりお見舞いを申し上げ、一刻も早い生活再建と被災地の復興をお祈りいたします。

この間、市では、当面の支援策として、市職員・市議会議員有志による街頭募金活動や義援金募金箱の設置、災害協定を締結している福岡県宗像市を通じた熊本県大津町への支援物資の搬送、被災建築物応急危険度判定員等の被災地への職員派遣等を行いました。市内3駅で3日間行った募金活動では、合計232万6千184円もの義援金をお寄せいただき、街頭では皆様の熱い思いを強く感じ取ることができました。ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。 今後とも、市民の皆様や関係機関と連携し、適切な支援を速やかに行ってまいります。

懸念される首都直下地震等への備えには、日ごろからの地域防災力の向上と建物の耐震対策が重要であり、自助、近助、共助、公助の取り組みが大切です。市民の皆様におかれましては、各家庭での水や食料等の備蓄、耐震性の向上や家具類等の転倒防止策等にしっかりと取り組んでください。市では、災害時の拠点となる新市庁舎の早期実現をめざしてまいります。また、今年は、初の試みとして東京農工大学工学部の施設にて、大学と連携した防災訓練を行います。皆さん、ぜひご参加ください。

今後、隔月で、本市の取り組みや出来事をお届けしてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

小金井市長 西岡真一郎

(市報こがねい 平成28年5月15日号より)

#こがねい未来通信 #西岡真一郎

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