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  • 執筆者の写真小金井の未来をつくる会

小金井市立中学校卒業式へ向けてのお祝いの言葉

小金井市の象徴である桜が咲く今日の日に未来に向かって羽ばたいていく卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 今日まで、この世に誕生した大切な命を育み、お子様とともに歩んでこられたご家族の皆様、おめでとうございます。 この3年間、生徒たち一人一人のその子らしさを伸ばすためにご熱心にご指導をいただきました校長先生をはじめとする職員や地域の皆様、本当にありがとうございました。  本日は、新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けた重要な期間であることから、私も楽しみにしていた卒業式に参列できず、とても残念です。しかし、私の脳裏には卒業生の皆さんの立派に成長された姿、いつもの笑顔や美しい歌声が浮かんでいます。  いつもとは違った環境となり、学校で仲間と過ごす時間も突然に失われ、辛い思いも不安な思いもあったことと思います。一方、この危機を共有した仲間との絆はこれからもっと強くなると信じます。こんな時だからこそ、苦楽をともに過ごしてきた仲間との出会いをこれからも大切にしてください。今、小金井市でも、全ての市民の皆様の健康と命を守り、普段の生活に戻れるよう様々な対策を講じているところです。  時に、今日の卒業式は人生に一度です。仲間や先生たちと一緒に過ごし、語り合う時間を大切にしてください。そして、学業や部活動、地域の方々との交流やボランティア活動等に努力してきたことに自信をもち、母校での思い出やかけがえのない仲間との友情、自分らしさを大切にしてください。皆さんの成長のために、尽力してくださった全ての方々への感謝の気持ち「ありがとう」の思いをもち、新しい舞台へ進んでください。  卒業生の皆さんが生きていくこれからの社会では、豊かで便利な生活が送れるようになった一方で、人口減少・少子高齢化や気候危機等の問題が深刻さを増しています。皆さんには、異なる文化や価値観をもつ世界の人々と対話し、互いの問題を共有し、仲間たちと課題解決に向けて協力し、平和で自由で豊かで、安全・安心な世界を創ってほしいと願っています。そのためには、学習を通して習得した知識などを活かし、自らの行動により自分で判断すること、何が本質的な問題なのかを深く読み解く力、洞察力を育んでください。私たちの未来は、私たち自身がつくるものであり、卒業生の皆さんが夢と目標を抱き、未来を創造できる人として活躍されることを心から願っています。  小金井市は、「主体的・対話的で深い学び」、対話とつながりをこれからも大切にしてまいります。  社会の宝である子どもたちのために、ご熱心に取り組んでいただいた全職員の皆様、ご支援をいただいた保護者や地域の皆様に深甚なる敬意を表し、祝辞といたします。  令和2年3月19日   小金井市長 西 岡 真 一 郎

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