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  • 執筆者の写真小金井の未来をつくる会

こがねい未来通信NO25

猛暑の季節となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大も深刻化しています。

熱中症対策や感染予防にはくれぐれもご留意ください。

市といたしましても、さらなる感染症対策や新たな支援策等に全力で取り組んでまいります。

 

市長就任以来、鋭意取り組んでまいりました長年の最重要課題である新庁舎および(仮称)新福祉会館建設は、複合施設建設の方針のもと、最終段階の設計工程である実施設計に移行しました。

 

基本設計案へのパブリックコメントにて、こがねいひろばおよび(仮称)新福祉会館の耐震システムについて市民の皆様から多くのご意見があったことや、市議会からさまざまなご意見をいただいたことも踏まえたうえで、6月2日付けで、新庁舎・(仮称)新福祉会館建設実施設計委託の契約を締結いたしました。

 

(仮称)新福祉会館は、庁舎の免震構造とは異なりますが、庁舎と同等の構造体Ⅰ類、重要度係数1・5とし、さらに工期および建設費用等を比較して耐震構造を採用いたしました。免震構造に変更した場合は建設費用が増額となること、構造計画の変更に伴って、(仮称)新福祉会館の先行竣工が困難になること、実施設計業務の大幅な見直しや期間の延長により、第二庁舎の賃借期間延伸による財政的課題が生じることや、庁舎の竣工時期も延伸することが想定されたからです。

庁舎建設予定地の外構部分については、幼児が遊べるようなしつらえ等の検討を行い、敷地北西の広場面積をさらに広くできるよう、実施設計を進める中で検討していくこととしました。

 

この度の新型コロナウイルス感染症対策への視点も加味しつつ、地震に対して強固で安全性の高い庁舎の整備や早期の新福祉会館建設を求める多くの市民の皆様の声におこたえできるよう努め、(仮称)新福祉会館は令和4年度、新庁舎は令和5年度の竣工に向け、コスト削減にも努めながら着実に事業を進めてまいります。

 

旧福祉会館機能の早期回復と、老朽化、耐震性能、バリアフリー対応、分散化、第二庁舎の賃借に伴う財政的な懸念などの庁舎が抱える長年にわたる多くの課題は、新型コロナウイルス対策を行う状況下にあっても、これまで同様、重要な課題ととらえています。

これらの課題に対応し、防災拠点、行政サービス拠点、福祉拠点となるよう事業を進めることが、長期的視点に立った行政運営と考えています。

引き続き、ご理解とご協力をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


小金井市長 西岡真一郎

(市報こがねい 令和2年8月15日号より)

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